課長とヒロシ

空飛ぶタイヤの課長とヒロシのレビュー・感想・評価

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)
3.4
ヒロシ(以下ヒ):池井戸潤さん原作のいわゆる「半沢直樹系」なドラマですが、監督が『超高速!参勤交代』の本木克英さんということで、シリアスななかにもコメディタッチがあって、気楽に見やすい作りになってます(笑)

課長(以下課):長瀬智也もディーン・フジオカも一生懸命シリアスに寄せてるんだが、何となくユルい感じがするのは狙ってるんだろうかミスってるのか良くわからんな。

ヒ:中小企業の運送会社のトラックの走行中にタイヤが外れ、空を飛んだタイヤが人を直撃して死亡する事故が起きる。トラックを製造した「ホープ自動車」は運送会社の整備不良との結論を下すが、運送会社の社長の赤松(長瀬智也)は企業ぐるみのリコール隠しの疑いを持つ、、というお話です

課:かつて俺らの地元で起きた三菱自動車のリコール隠しを題材にしてるから、岡山在住としては何となく他人事とは思えない内容だったな

ヒ:財閥系の大企業に挑む中小企業といったジャイアントキリングな構造でわかりやすいですし、キャストの皆さんも熱い演技をしてますから腹オチしやすいです。あまり肩に力を入れずに見ていただければと思います!

課:岸部一徳氏もわかりやすい悪役で良い味出してるしな!企業ドラマを観たいけど半沢だとちょっと重いなという奴にオススメだ!

ヒ:半沢系カロリー50%オフ!みたいな感じですねー!(笑笑)

ストーリー 4
キャラクター4
世界観   3
演出・演技 3
音楽    3
脇役のキャラ立ち度87
課長とヒロシ

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