北朝鮮の検閲員チョルリョン(ヒョンビン)は裏切り者の上官ギソン(キム・ジュヒョク)に妻を殺され、偽札作りの銅版を奪われる。韓国に逃げ込んだギソンと銅板を確保するため、両国はチョルリョンと韓国の刑事ジンテ(ユ・ヘジン)の共助捜査を決めるが、お互いに疑り騙し合いとなってしまう。
アクション映画としても、バディものとしても定番の展開ながら、しっかり楽しませてもらった。
騙し合いの時間がちょっと長かったけど、全く愛嬌のないヒョンビンとお調子者のユ・ヘジンというコンビはかなり相性が良かったんじゃないかな。
クライマックスのはずの終盤の銃撃戦よりも、トイレットペーパーで敵をぶちのめしていく場面の方が盛り上がってたのも、謎めいたチョルリョンというキャラの魅力ゆえか。
ただ、自分としてはどの映画でもお馴染みのユ・ヘジンの3枚目っぷりが好きだったな。その顔を奥さんに “破壊的” とまで言われてしまったのには笑った。
対極的に可愛すぎて浮いてるユナ。完全にお飾りだったな。笑