映画好きの柴犬

ワイルド・スピード/ジェットブレイクの映画好きの柴犬のレビュー・感想・評価

3.7
だめだ、ジョン・シナがピースメーカーにしか見えない😅

 世界中のコンピューターを乗っ取ることができる装置を巡る、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)たちと、音信不通だった弟ジェイコブ(ジョン・シナ)との争奪戦を描く、スパイカーアクション。

 シリーズ9作目。ハンの復活を含め、これまで以上に過去作からのゲスト出演が多かった印象。それはいいとしても、アクションがどんどん派手になる一方で、ワクワク感が薄れていっている気がするのは、自分だけだろうか?

 磁石を使ったアクションは面白かったけど、嘘臭さが若干鼻につく。ストーリーは一本調子で意外性がなく、想定通りに進んでいく。そのくせ、ここは感動ポイントですよ的な演出が、まるで山崎貴監督作を見ているよう(失礼!)。というか、コンピュータを乗っ取るデバイスとか、散々使い古されたネタを、ドヤ顔で見せられてもなぁ。

 とはいえ、極力CGに頼らず、大画面映えする作品であることは確か。さて、後2作。このまま拡大路線で行くのかどうか。