MubaoMasato

ワイルド・スピード/ジェットブレイクのMubaoMasatoのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

『父親が死んだときから、平穏はない。』
12月に入って、配信される作品が多すぎます。その中の一つ、この作品FIRSTANDFURIOUSジェットブレイク。
ワイスピ全作品を観ているので、楽しみに仕方が無かった。それではあらすじいきましょう。

あらすじは、平和な日常を過ごしていたドミニク夫妻とブライアン。ところが、ある日Mr.ノーバディがある積み荷を密かに輸送していたところに、何者かに攻撃を受け、墜落した。
その、積み荷を敵に盗まれるのを防ぐために、いつものメンバーと一緒に行くのであった。
しかし、そこに現れた敵は前作の敵サイファーとドミニクの弟ジェイコブであった。
そこから世界を巻き込む兄弟ゲンカが始まるのである、、、、

いやー、普通でしたね。勿論ワイスピ作品は大好きなのですが、他の作品よりは面白くなかったですね。
多分アクションが派手すぎて、インフレ化が進みすぎて、馴れてしまったと感じますね。

また、ハンが再登場します。ここ、滅茶苦茶胸熱でしたが、ショウに殺されたのに何故生きているのかが一番の疑問を解消できるのかが大事だと感じます。
でも、この疑問全然解消できないんですよね笑。
イヤイヤイヤ、そんな生存ルートはあり得ませんから、、と感じますね。
これは、少し脚本が弱すぎます。

また、ハンが滅茶苦茶バカなんですよね笑。
今回の映画では、磁力がテーマになっています。強力な磁力で物が引き合わされます。それは、車やスマホまで。
勿論ナイフも引っ付くのですが、ハンはそれを知っているのにナイフを使ったりしますそれを二回も、、、
何か滅茶苦茶馬鹿すぎて笑っちゃいましたね、、ハンはクールで頭が良いキャラだったのにな、、少し監督はハンのキャラクターを理解していないと感じましたね。

そして、敵が弱すぎる。ジェイコブとサイファーは滅茶苦茶強いのは、勿論なのですが、今回サイファーは国の元首の息子オットーに捕まっています。
つまり、今回の敵はオットー。裏に、サイファーです。
この構造はあんまし得意じゃなかったです。普通にサイファーとジェイコブでは、駄目なのか?

また、ドミニク兄弟の子供時代が微妙。
まず、子供時代の兄弟の顔立ちと体格が全然違う。こんなの兄弟じゃない!と一瞬で感じました。兄の声は渋くて良いんですよ、弟は一つも似てません。
また、お父さんの借金を返すために、わざと負けると考えます。でも、これもレースで勝てば金がもらえるんじゃないの?これは、全然理解できなかったですね。

では、良かったところは、二つ。
一つ目はブライアンの継承。兄弟の仲が良くなり、車のキーをジェイコブに与えるシーンが有ります。これは、ワイスピ1のオマージュです。
これは、普通に格好良かったですね。
また、ミアも登場します。ここも、素晴らしく演技もアクションも美しかったですね。流石。

二つ目は、最後のシーン。家族で飯を食うシーンがあるのですが、最後にブライアンの車が来るんですよ!!
これは、脳ミソが覚醒しちゃいましたね。これは、最高。

次の作品は、2023年ですが、早めにヴィンとロック様との関係修復と、脚本と監督のワイスピの理解力を上げることと、もっとキャラの魅力と湖西を見せなければ、面白くなくなると感じますね。
頑張れ!ワイスピ!!愛してる。
MubaoMasato

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