おふとん

ワイルド・スピード/ファイヤーブーストのおふとんのレビュー・感想・評価

3.8
ワイスピシリーズ最終章!(ほんとか?)

蓋を開けてみればいつものワイスピ。
今作のみで完結していないからかどことなく抑えめな感もあり、アクションも安定していて正直言うとちょっと物足りない。

まぁ車で原子力潜水艦と戦ったり、車で空を飛んだり、車で宇宙に行ったりしていた今までが異常なのであって、普通のアクション映画に比べたらぶっとんだカーアクションをしているのには変わりないんだけれども。

昨日の敵が今日の味方になるのはワイスピあるある。
死んだと思ったやつは大体生きてるのもワイスピあるあるなのでストーリーの大雑把さはもはや気にしない。

ジェイソン・モモア演じるダンテはワイスピ史上最も狂って用意周到なキャラで最終章の悪役に相応しい。
ただ…。誰もが思ったであろう。
あまりにも、キャラ付けがダークナイトのジョーカーに寄りすぎてないか?

過去映画界においては多くのジョーカーフォロワーヴィランがいましたが、笑っちゃうくらいにジョーカーで、これでいいのか?って思っちゃいました。

ダンテの所業で許せないことが一つ。
それはカーレースを卑怯な手段で台無しにしたこと!
ヴィランだから確かに正々堂々とレースに付き合ってあげる必要も無いんだけど、そこは真面目にやってほしかった…。

あと気になるのはブライアンの扱いで。
多分CGや代役は出したくないんだろうなっていうのはわかるんだけど、だったらミアと一緒に隠居生活を送る設定じゃダメだったんだろうか。
さすがにミアが危ない目にあってるのに表に出てこないのは違和感あるよ。

まぁでも何だかんだで面白いよね、ワイスピは。
個人的にはデッカードとホブスが好きだから次回に期待ですね。
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