「ワイルドスピード／ファイアーブースト」
映画が始まる前、僕はどの観客よりも緊張していて、ゲロを吐きそうなくらい心配していた。前作は、僕的には不評であり、ワイスピのゴタゴタの騒動と最終章という大きな問題が僕に降りかかり、本当に怖かった今作。
全て観終わった後、僕は最高傑作だと感動した。
今作では、ポール・ウォーカー現象を切り捨て、少し無理やりだが面白い後付け設定と興奮材料のアクションと車と予想も出来ない展開と復活等々。全てが揃っていて、お尻と背中の汗が凄かったほど興奮してしまった。
まず、OPで泣かされる。ダンテの過去回想で、亡きポール・ウォーカーが動いている姿とダンテの後付け設定で、これはEURO MISSION以来の最高のOPかと感じるほどであった。
そして、新キャラのMr・ノーバディの娘やダンテが本当に最高のキャラでした。特にダンテは、ショウの弟以来の最悪且つ狂暴な敵だと思いました。悪ふざけを交えながら徹底的に殺しをして、違う怖さを知りました。
本当に気持ち悪くて、最高のキャラでした。
今回でサイファーが弱体化しており、あっさりとダンテに負けてしまうのは、ICE BREAKのあの高圧感は何処に行ったのだろうか？
しかし、今回の新キャラで不服なのは、エレナの妹です。
流石にこの後付けは受け入れなかったです。エレナの妹役を演じた女優さんは、僕が一目置く大好きな人なのですが、ちょっと受容に苦しみました。
そして、今回も様々なキャラがアクションするのですが、特に今回注目して欲しい人物はレティです。今回、ダンテのバイクチェイスやサイファーとのアクションは何処切り抜いても絶品のアクションで目が離せませんでした。南極に気が付いた時のあのリアクション面白すぎました。
次は、ジェイコブですかね。。あれは、衝撃的でしたね。。
最後に僕が一番驚いたのは最後の2つのシーンです。
ジゼルとホブスの復活です。
ジゼルが原子力潜水艦から現れた時、声が出てしまう程興奮し、僕の一番大好きなキャラが！！愛していたんだ！ジゼルよお帰りと心の中で叫びました。EURO MISSIONのハンとジゼルの背中合わせの銃を構えるシーンで彼女を好きになり、今でもずっと彼女が出る作品を追ってしまいますが、やっぱりワイスピのジゼルが一番大好きでしたが、今回の復活と内容で最高傑作だと感じます。
そして、絶対に出ないと言われたホブスの復活も最高でしたね。あんだけ出ませんや俺抜きでワイスピ頑張ってと捨て台詞を残したドゥエインが堂々の復活。これは、何だ夢を見ているのかと思いましたね。今作は、夢のような展開ばかりでした。これで、ドムとホブスがSKY MISSIONのように手と手を取り合う関係に戻って欲しいです。
しかし、今作は最高傑作ですが、次回作本当にハードル高くなっていると思います。テスとローマンとラムジーとハンが乗った飛行機が墜落やショウの行方とダンテの倒し方とサイファーとレティの南極脱出とドムと息子の生存確認とホブスとジゼルの今後とブライアンの復活等々。
想像するだけでこの物語の終結はどうなるのでしょうか。また、次回作で緊張しながら、再びゲロを吐きそうな顔で観ると思います。
本当に今作は最高傑作でした。
おまけ
今回ハンとテスが乗っていた飛行機の中に、EURO MISSIONの時に使われた車高が超低いワイスピの中で自分が一番好きな車があったと思います。これにファミリーが乗ったら、エモいなと思いましたね。
そして、ハンとショウの相対シーンでサンドバッグの中に人がいましたが、JET BRAEKの時は、ハンと会う前にサンドバックの中の人が出ていたと思います。今作は、戦いが終わった後に出てきていました。
この違和感に気づいたのは僕だけでしょうか？？
