kazマックスグローバーレッド

ワイルド・スピード/ファイヤーブーストのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

4.0
スター大感謝祭映画にして究極のご都合主義映画、最高でした! 今回は『MEGA MAX』の続編ね。ジェイソン・モモアがヴィランの『Fast X』ならもう邦題も『ジェイソンX』でいいやん、でもそれじゃ違う映画になっちゃうか。

副題も『ファイヤーブースト』なんだから昔ながらの副題漢字表記の伝統にならって『炎の増速』でもいいんじゃない。「炎の友情」「炎の約束」「炎の宿敵」「炎の王国」、主題ではアジア系で「炎のマーシャルアーツ」や「炎の大捜査」なんてのもあったなぁ。

そんなワイスピ最新作は登場人物多すぎて、「一方その頃 彼らは…」ってな具合で多様な画面切り替わりが続くから そりゃ今作だけに収まるはずがない訳で。ファイヤーブーストも3部構成になるかもってヴィン・ディーゼルが言ってたし。



さぁ、ここからネタバレ・メモなんで見てない人は読まないでね。








キャストの1人で『新スースク』のラットキャプチャー2ことダニエラ・メルシオールが出てたのはちょっと嬉しい。彼女『GotG3』でオルゴ・スコープのピンク顔の秘書役もやってたし最近売れてるんやね。

ジェイソン・モモアマンがダニエラちゃんを人質にとってからの「ベロ〜」は もうキャスター・トロイやんか。そのモモアマンは遺体とお茶会開いちゃって『悪魔のいけにえ』じゃないんだから。そんなこんなでモモアマンのヴィランっぷりが『フェイスオフ』のキャスター・トロイ並みにイカれてたのは非常にgood!!

因みにミシェル・ロドリゲスが極秘刑務所から脱獄した時の絶望感も『フェイスオフ』だったわ。

気になったのは秘密組織のモニターにワイスピ連中の過去のフォトショットが沢山写しだされて、誰がいつ撮ったんだって話だけど、そこはワイスピ、そんな疑問は愚問です。

あと『新スースク』のブラックガードことピート・デヴィッドソンをネットカフェのボウイ役で発見。この人アリアナ・グランデの元婚約者なんよねぇ、なんでこれでモテるんだろうか。でもこの人、嫌いじゃないよ。

スコアの☆はジョン・シナの見せ場だけでかなりの☆サービス。アンクル・ジェイコブ、キャラ変してた。そして最期は爆破で炎に包まれてたよな、流石に生き返らないか、でも生き返ってほしい。このシリーズ何でもありなんだから。


ラストのガル・ガドットは「まさかな」と「やっぱりな」が半々だったけど嬉しいじゃないの。そしてこっちはガチの「まさかな」で、ロック様登場には「おぉぉ!!!!」でした。やっぱり作品外のヴィン・ディーゼルvsロック様はプロレス的盛り上げ対立だったのか、やられたわ。でもめっちゃ嬉しい。

アクアマンにピースメーカー、ラットキャプチャー2にワンダーウーマンからのブラックアダム登場で今回のワイスピはやたらDCキャラ感が強かった。