初めて『ワイスピ』観たぞ！
映画館に到着するなり玄関でヴォォオオン！ヴォォオオン！とバイクを吹かすマイルドヤンキーが数人屯していて、ヒーこえーなんて思ってたらそいつらも俺の後を付いてきてワイスピ観に来たようで、あーこの映画は世界的にこういう層にウケてんだなぁと思いましたね。本編が始まるなりそのマイルドヤンキーのスマホから大音量の音楽が鳴り始め、おいおい民度エグいなと心配になりましたが、操作を誤っただけなのかその後は静かなもんで鑑賞中に不快な思いはしなかったので良かったです。
なんせ私、初ワイスピなので誰と誰がどういう関係かいまいちよく分からない点はありましたが、良い意味でアホっぽい映画で楽しく鑑賞する事は出来ました。
序盤のモモアがデッカい爆弾を転がしてどう見てもそれをなんとかしようと頑張ってるのに警察には追いかけられるわ、スーパープレーでやっとこさ川に落として被害を最小限に抑えたのにテロリストにされるの理不尽すぎじゃない？笑
このハメられたミッションも、それに気づいた時点でスマホで連絡取れば回避出来そうな気がしたんですが、それをせずに現場に急行「助けに来たぜ」と駆けつけるという社会で重要な報！連！相！が圧倒的に抜けてる気がしたし、仲良し家族なんだから家族でLINEグループとか作ってないのか！と思いましたが、なんせ私ワイスピ初心者なので頓珍漢な事を言ってるかもしれないのでご了承ください。
「そうはならんやろ」の連続なんだけど、そうなっちゃったか！と強引に平伏させる絵力はありますね。良かった点は、ジェイソンハゲイサムがカッコ良い！セロン姉さんがカッコ良い！弾詰まりジェイコブおじさんの車に俺も乗りたい！というのがありますね。
多様性が謳われる昨今、これだけ多様性溢れる映画もないんじゃないかと思いましたし、その点において『ワイスピ』がもっと取り上げられてても良いはずなのにそんなにそこフィーチャーされてない気がするのは気のせいなんだろうか。逆に多様性に否定的な人達も『ワイスピ』を批判する意見も目にしない気がするんだが、これは一体なんなんだ…？何が起こっているんだ…？無視…？笑
