ルーマニアの修道院で、修道女アデリーナが3日間監禁された後に死亡するという事件が起きた。逮捕された神父は彼女を拘束して悪魔祓いをしたという。ジャーナリストのニコールは事件の真相を知るため、ルーマニアに向かうが、アデリーナが悪魔に憑依されていたと言う者もおり、真相は分からない。そのうち、ニコールの周囲で不可解な現象が発生するようになった。
キリスト教を基盤としたストーリーですが、最終的には「神様を信じますか」ということに尽きると思います。神様への信仰心を捨てたニコールがアデリーナのことを調べていくうちに、不可解な現象に脅かされ、精神的に疲弊し、悪魔につけ込まれる、というストーリーは正直、平凡かなと思ってしまいました。
アデリーナが悪魔に憑依されていく過程のシーンやニコールの周囲で起きる不可解な現象は、確かに不気味なんですが、怖さという部分では緩いかなと思います。
