逆向きのVサインの話、マジ?って思った(チャーチルの民衆文化に疎すぎるエピソードという意味で)。それはそれでイギリス保守党党首っぽいんだけどね。
イギリスの混乱っぷりが、どれだけ当時のヒトラー(ドイツ軍)が脅威だったかを如実に表している。
首相の責任の大きさも、普段はあまり感じにくいが、特に人の命に関わる戦時下においてはひしひしと感じられる。
お気づきかもしれないが、アラン・チューリングのエニグマ解読はもう少し後だが同時期(イミテーションゲーム)で、しかもこの時の国王はジョージ6世(英国王のスピーチ)だ。
国王が首相の元を直接訪れるのは異例で、国王がチャーチルを支持すると仰った瞬間は鳥肌がすごかった。
私がこの映画を観ている現在はちょうど日本が降伏した8月で、戦争を憎むこのシーズンに観るこの映画はかなり胸にくるものがあった。