地下鉄?で市民と語り合うシーン、なんだかすごく寒く感じたのは俺だけだろうか。ていうかダメな日本映画みたいな演出じゃない?
この映画にはすごく違和感があって、なんか単に好戦的な人にしか見えないのよねチャーチルが。で、ある映画評論家の方の「ヒトラーがあれほどの悪だったと知ってる今だからいいけど」というツイートを見て、はたと気づいた。もしかしたらチャーチルではなかった場合の、比較的穏健にことが済んだパターンもあったのではないかと…。
だから勇ましい音楽かけてチャーチルが退場するところも、よくアホなアメリカ映画の演出として揶揄される「USA! USA!」の連呼とかぶるというか。
ゲイリー・オールドマンは好きな役者だしいい演技してるけど、どっちかというとこれはやっぱり特殊メイクがすごいんじゃないかなと思いました。中の人、という観点で見ると、Netflix「ザ・クラウン」のジョン・リスゴーのチャーチルのほうがやっぱり本人ぽい。ゲイリーの演じたチャーチルはなんだかかっこよすぎるんだよね。