あさか

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のあさかのレビュー・感想・評価

4.0
言葉の威力と大切さに気がつかされる作品だった。
同じ内容の事を言うとしても、その説明や表現の仕方、裏付ける根拠・理由づけなどで、聞く人を惹き付けられるか否かは大きく変わるのだと改めて実感。
チャーチルの場合は、自分一人で抱え込むのではなく、最後に市民の生の声を聞いて、それを根拠に自信を持って決意を固めたのが正解だったのだと思う。
自分が社会人として働く上でも、「言葉の威力」と「消費者の人の意見に耳を傾ける事」は忘れないようにしようと思った。
そして作品としては、「政界一の嫌われ者」というキャッチーなフレーズを使いながら、その人の普段のジョーク混じりな様子や悩み苦しむ弱い一面を描いてるのも、新鮮で面白かった!
あさか

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