ゲイリー・オールドマンがアカデミー主演男優賞受賞。
辻一弘さんがアカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞。
いつも邦題の工夫に関心する自分だが、今回は、違う!と言いたい。。と思ったが・・・結局インパクトあるので良しなのかな。
日本人向けに計算した邦題と考えれば。
歴史の一部を切り取って濃密に描いた作品。
映像は一貫して薄暗く、原題通り。
映画の情報を初めて知った時
なんでゲイリー・オールドマン?とは思った(ただのイメージでの考え、そんなイメージからゲイリー様も離れたかったのでしょう)が、観た後は特殊メイクの技術の高さを見せつけられたと同時にゲイリー・オールドマン凄い!と演技に感動。
またジョージ6世を演じたベン・メンデルソーンは「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」からのお気に入り。
この方も演じる役によってガラっと変わる俳優さん。
ラストの名演説について、これは後の勝利を知っている今だから、観る側も拍手喝采だけれど、玉砕精神が批判の対象となる敗戦国家国民としては、複雑な気持ちが心の片隅に残る。
まさしく勝てば官軍。
歴史を勉強したくなる映画!