morimori1222

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のmorimori1222のレビュー・感想・評価

3.4
ドカンドカンの戦争映画ではありません、閣僚達メインの映画です。
戦争シーンを楽しみに見ると期待外れになってしまうかもしれません。

ナチスに侵され続け、にっちもさっちも行かない状態のヨーロッパ。そんな中、国王に呼び出され、首相に任命されてしまったチャーチルの苦悩が主な内容です。最後まで戦おうとするチャーチル対
、独裁者ヒトラーとの和平を結ぼうとする閣僚の辛いシーンが多々あります。
初めは誰からも支持をされなかったチャーチルでしたが、言葉を巧みに操り国民やたちもどんどん引き込まれていきます。
様々な苦悩の決断を迫られ、精神的に追い詰められチャーチルが初めて地下鉄に乗り、国民と会話し涙するシーンにはグッと来てしまいました。
パッと見、ヨーロッパの歴史知識無しでは難しい内容だろうなあと、見るのをためらっていました。しっかり理解でき問題なく楽しめることができました。