このレビューはネタバレを含みます
たまたま福岡を食べ歩きの旅行で訪れている時
現地の友人が広瀬姉妹好きということで誘われて見た映画なので
正直付き合いという感じで全く期待してなかったのですが
コメディなのにちゃんと中身のある映画、というか、見る意義のある映画だな、と思ってしまいました。
専門的なことはわからないのですが
最近の映画はアニメや漫画の映像化だったり、売れてる俳優が出てそれなりのストーリーがうわーっと展開されて終わり、出演者の誰それがよかったね、映像が凝ってたね、お金かけてたね、でしかない作品ばかりが目立つ中、
宮司の嫁が育児放棄、結婚出産後に「女でいること」を求めてしまうDV母、刃物を使う5歳児、など
えーっと思うけどある意味でものすごくリアルな
今を生きる人にグサグサくる設定で
自分的に涙する局面もあり
最後はほっこり終わるものの
鑑賞後、正直身が引き締まる思いでした。
シリアスな題材を取り入れながらも、全編を通して神社や海の映像がきれいで
対比というのでしょうか？
アンバランスさがよかったです。
ひょんなことから出会った映画でしたが
めっけもんでした。
