顔に赤い絵の具を塗った女が取り乱す。どう見ても血に見えない。なぜか、乗っている車の周りをゾンビに囲まれちゃった。

ゾンビと触れ合える千載一遇のチャンスをものにしたのに。宝くじを当てたようなもの。知り合いや友達、ホモ達にも自慢できる。写メを撮って記念撮影しても良い。

でも、これだけ貴重な体験をしているのに、いつまでもピイピイ、メソメソと見苦しい。このビッチィがっ！気合を入れろっ！そして、マヌケっ、オマヌケっ！

久しぶりに観たゾンビなのに、物足りない。この落胆した気持ちはどうすればいい？ゾンビさえ見せておけば満足すると思ったら大間違いだっ！

• #中途半端なゾンビッチィはいらねー

超退屈なワンシチュゾンビ作品。

同じワンシチュゾンビでも『STALLED』なんて、トイレでずっと闘ってて最高に面白かったのに！
面白くなりそうなのに、全てを外してしまった駄作。。。



目が覚めると山中の事故ったクルマの中。
運転席の女性は死んでるし、外にはゾンビが溢れている。
おまけに記憶がない！
電話があって、どうやら自分は、クレアという女に拐われた、ゾンビ解毒剤作りの研究者ホープという名前らしい。

しかし、運転席の女が突如甦り、ホープは噛まれてしまった！
どこかに解毒剤があるはずなのだが…



自分はホープ？それともクレア？？
そんなサスペンスにゾンビを足した、とのことですが、脚本が悪いのか全く面白くなかった。。。

ゾンビメイクはなかなか☆
血管の浮き出た感じとか、目の回りのクマとか素敵～

が、とにかくストーリィがへっぽこ。
ゾンビパニック作品なのに、全く緊張感が無い！
主演は美人さんで、ハスキーボイスもセクシーでしたが、それだけ。
残念！

主人公がクソみたいな人間性で同情の余地なし。

良かった点。

・９０分以内に終わります

悪かった点。

・主人公が自己中のクソ女
・ストーリーに捻りがない
・ゾンビの意味合いはなし
・主人公は死ねばいいです

シチュエーション・スリラーという低予算映画。
すぐに『ソウ』シリーズをイメージしてしまう。
しかし、それを超えた同ジャンルの作品はない。

そこにゾンビという低予算の常連が加わる。
しかも、イタリア製作だから期待を持った。

結果として、本作は鑑賞する価値のないゴミ映画。

まず、感情移入するべきの主人公がクソ。
状況を打破する男をなぜか見殺しにする。
その後、反省はほぼせず助かりたい一心。
完全に悪い事を棚に上げて助けを求める。

見殺しにした男が姉の夫だと知ってもウソをつく。
電話口で姉が助けようと話すも声を荒げる自己中。
場所も分からないのに「助けに来い」という態度。

「えっ？お前、さっさと死ねよ」

という言葉が序盤から主人公に対して浮かぶ。
こんなクズを助ける価値があるのかと考える。
逆にこれは後半の伏線だと期待を持ちました。

終盤になってからようやく気づきました。
そんな仕掛けなどできるレベルじゃない。
監督と脚本は二流どころじゃないのです。
しかも、脚本は二人がかりで低いレベル。

共感ができない主人公に姉のサラはフォローする。
色々と設定を盛り込んでいくが時すでに遅しです。
もうクズが確立した時点で何をしても無意味です。
結末は自業自得という流れは当然と言えるだろう。
そこだけは製作側はちゃんと分かっていたようで。

ゴミ映画は本作の事を言います。
幸い、９０分以内に終わります。
それでも長すぎると思いますが。