あすとろ

孤狼の血のあすとろのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
5.0
孤独な狼達よ、血が滾るまで戦え。

※ストーリーは記載されているので省略します
Twitterにも感想を投稿しています→https://twitter.com/a_stro_07/status/1389206626226249732?s=20

邦画史に残る大傑作!
全スタッフ、役者そして東映の本気を感じました。

本編最初の最初、お馴染みの波しぶきをバックに「東映」と出てくるシーンで「あ、これ傑作確定だわ」と感じました。
そして容赦ない冒頭から容赦ないバイオレンス拷問シーンで久々に‟映画”を感じました。なんならクライマックスの日岡の顔には出さないけど感情的に殴り続けるシーンには涙が出そうにもなりました。
軸となる大上と日岡なのですがどちらも信念と優しさがあるからこそ大上の荒々しく、日岡は保守的に、その対比がすごくよかったです。
2018年の作品ですが、当時でもコンプラコンプラ騒がれていた時代でよくここまで前衛的で、なおかつ映像も話もしっかり楽しめるエンターテインメント作品を作ったな~と感じました。
これを踏まえての『孤狼の血 LEVEL2』一体どこまで観客を楽しませてくれるかワクワクしてます!
ある程度の暴力描写に耐性がある方は是非、予習がてらご覧あれ!
めちゃくちゃオススメです!
あすとろ

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