おばけシューター

孤狼の血のおばけシューターのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
3.7
ワシ広島に来て一年半近いけぇ!引っ越してくる前は一人称がワシの女の子がいっぱいいると思ってたのに1人も会えてない。どこにいんの?楽しみにしてたのに
住んでるのは広島市なんですが、聞く広島弁は「じゃけぇ」くらいですかね。
というわけでワタシが知らないだけでしょうが、本作の方言はちょっとよくわからなかったな。こんな人いる?みたいな。(少なくとも文字にはおこさねーだろ笑)

全体的にプロットは予想の範疇を超えず、ズブズブだと思ってた彼が実は…みたいな展開も、だろうねという感想。

よかったのは特に松坂桃李のキャラクター!
バディムービーとしては相反していて成立してないが、1人になったときに彼の立場に変わっている演出含めて、その後の彼の立ち回りは素晴らしい!確かにこれは続編が楽しみだね。

「タバコすっとったの?」
「あぁ、吸っとったわ」
この会話だけで、実は初めから彼と同じ正義を持っていたことを改めて示してるよね。ジッポーのオオカミは、いつだって孤独じゃけぇ。
これは良脚本ですな!

周りのアウトロー連中もいや〜〜な感じがよく描けてて(相手の島の店に来るとことか)
さすがというか、いつもこの手の作品同じ人が集まるから初めて観る絵って感じがしない。

しかし広島はイメージ悪いなぁ。市内だと街中でチンピラなんて見ないんだけど。
あぁいう100m遠くから見てもヤクザなヤクザってまだいるのかな。一度くらいは見てみたい。