いちじく

孤狼の血のいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

孤狼の血(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

1988年広島。
加古村組と尾谷組が対立。ヤクザとも繋がりを持つ破天荒刑事大上(役所広司)が事態の収拾に動く。
内密に大上の調査を指示された日岡(松坂桃李)は大上とパートナーを組み、放火に窃盗・拷問まで行う異常な捜査手法を県警本部の上司に告発するが、証拠になる筈の大上のノートを盗ってこいと言われる。
加古村組の構成員が尾谷組の構成員を殺してしまい緊張状態が限界に。大上は抗争を阻止するために加古村組のフロント起業社員殺害を捜査するが新聞記者に14年前の殺人容疑をかけられて謹慎処分に。
苛立った尾谷組は加古村組と上部組織の五十子会を襲撃する。
大上はフロント企業社員殺害容疑を五十子会にちらつかせて抗争を止めようとするが拉致されて殺されてしまう。
明らかに不審な殺害事件であったが警察は事件性はないとして隠蔽する。
日岡は里佳子(真木よう子)から大上のノートを見してもらうと、そこには警察上層部の弱味が記録されていた。
腐敗した警察上層部から自身の捜査を妨害されないために用意されたものであった。
日岡は五十子会のパーティーに尾谷組を入り込ませて五十子(石橋蓮司)を殺させる。
手下を身代わり出頭させようとする若頭の一ノ瀬(江口洋介)だったが逮捕されてしまう。
日岡が大上の墓参りをしていると自分の恋人と鉢合わせに。恋人は日岡の正体(内偵者)を探らせるために大上から送り込まれていた。


相関図を見ながらの鑑賞。ほぼ見た経験のない任侠映画。
映画冒頭から🐖の💩を食わせるという吐き気を催す描写でかましてくる。
不明瞭な言葉で広島弁なのでかなり聞き取りづらかった。
古臭いナレーションが耳心地良い。

島で発見したクビ切断死体はゴム製品感が強い。
真珠取り出すシーンで縮みあがる。
真木よう子さんの14年前の真相告白は演技・シナリオ共に芝居がかりすぎ。
ノート見つかってない状態で何故殺しに踏み切った?拷問で吐かせるつもりだった?

「警察じゃきぃ、何をしてもええんじゃ」
いちじく

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