碧

消された女の碧のレビュー・感想・評価

消された女(2016年製作の映画)
3.5
ジャケ写の不穏さに悪い意味で惹かれ観始めたが、始まってものの1分でドン底に引きずり込まれたオープニングは初めてかも。

実話ベースという事実が恐ろしすぎた内容。
メンタルやられ系の韓国ノワール様々、といった感じ。
この作品がきっかけとなり韓国では精神保安法が改定されたそうで、そこが日本とは違うレベル。

でもエンディングでビックリ。
どんでん返しはどんでん返しなのだけど畳み方が急すぎて雑すぎて、あと3ピースで完成するパズルをひっくり返された感じ。
なので巻き戻してしまったけど、改めて理解したら脚本の巧妙さと起承転結は上手いなと思えた。

評価云々でなく、好き嫌いで左右されると思えた作品。
久々に怖かった、けど私は好き。
碧