ドヌーヴとフロ、好きな女優です。その2人が共演です。
自分に正直に生きてきたちょっとワガママなパリ女のベアトリスと真面目なクレール。
亡くなった父親に対する想いはそれぞれですが、わかるのは2人とも愛していたんだって事。
ベアトリスは赤。クレールは青。そのカラーが2人の違いを表すかのようにオープニングも劇中も、エンディングでも出てきます。
インテリアなどに生かされたそのカラーが画面にメリハリをつけてくれます。
小舟に乗って、ベアトリスは去っていったのですね。
クレールに愛を分かち合うポールとのきっかけを与えて。
ポールの菜園の小屋の可愛らしさったら!なんで日本ではあんな風にならないんだ!と思います。素敵な小屋です。
クレールが出産工場なんてまっぴら!というのはよーくわかります。医は仁術であってほしい。出産なら、なおさら。
手紙はまるで、アデュー、愛しい人と言っているようでした。