ねこ

誰がための日々のねこのネタバレレビュー・内容・結末

誰がための日々(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

どの立場の人にも共感できる
それ故モヤモヤの行き場が見つからず、最後までとても苦しい
昔の香港映画には、口は悪いが困っている人をほっとけない誰かがいたものだ
だが、チョコを貪る息子に手を差し伸べてくれる人はなかった
とうとうそんな時代になってしまった
そうして弾き出されるのがあのエリック・ツァン
彼の広東語を、こんな哀しい思いで耳にしようとは


結局、母と息子が息子と父に取って代わっただけなのでは?
薄情と言われようが、家族という呪縛を解かない限り進展はないような気がするのだが
ねこ

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