よろ

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生のよろのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

予告から見ると相棒の支えがあってなんとかホテル業務をこなし夢を掴み取る的な予想だったけれど、予想を超えて主人公のサリーは恋や実家の問題で自分で掴んだチャンスを自分で潰し始めてしまう、辛い展開に驚いた。
相棒やキッチン長やらがいい人だったな。恵まれた。でも彼の今までの業績があってこそ。

この映画にさらに驚いたのは実話との大きな違い。
まず映画ではラストはホテルでは働かず相棒と店を始める(このラストは?だった。せっかく働けるのに辞めるのか。と)
しかし実話、モデルになったサリヤさんは15年間も弱視であることを隠しホテルで働いたそう。実話の方がめちゃくちゃ面白い展開だった。オドロキ

他にも大きく違うところがあるらしいので気になる人は調べるといいですね。

そしてドイツの社会問題、日本との大きな違いが面白かった。シングルマザーのラウラはシングルであることに全くネガティブでなく恋も楽しむし仕事も...ってのが彼女の性格のせいかと思ったらドイツはシングルマザーに理解があるということが調べてわかった。
ドラッグのシーンとかハミードのような移民の話なども練り込まれていた。すごく興味深い映画だった。

邦題はサブタイトルいらないだろ。韓ドラみたいになってる。
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