将来有望な主人公が突如先天性の目の病気により視力のほとんどを失ってしまう映画です。
映画の中では突然見えなくなったことによる困難や障害と戦いながらも五つ星ホテルマンになるという夢にひた走る主人公がみられます。
目の問題以外にも労働や家族など問題がつきず、けれども一生懸命な主人公は障害を隠しながら生きる姿は応援したくなりますし、贔屓されることへの感情や障がい者という問題も考えさせられます。
登場人物も魅力的なキャラクターが多く、ホテルという関係もありますが主要人物は少なめで覚えやすいです。
面接の時からの付き合いになるマックスとの友情は胸を打つものがありました。
重たくなりそうな話を明るく前向きに、夢を持って作り上げた映画にでした。見ていてハッピーな気持ちになれて、良い映画だったとじんわり噛み締めています。
