きのぴ

ソウルメイト/七月と安生のきのぴのレビュー・感想・評価

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)
3.9
見事な心理描写。監督と主演二人の仕事がとにかく半端ない。撮り方・演じ方によっては、美化され過ぎたり、反対に後味が悪くなったりしそうな物語に、絶妙なバランス感覚で厚みと深みを持たせている。特にチョウ・ドンユイよ。間違いなくアジア屈指の女優さんの一人だと思う。
親友だからこそ、恨みや羨望の振れ幅も大きくなるし、それらに蓋をせずありのまま向き合う二人に感動した。
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