リッキー

ソウルメイト/七月と安生のリッキーのネタバレレビュー・内容・結末

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

幼馴染で親友の2人の女性「七月」と「安生」は初恋相手の「家明」をめぐって対立する愛と憎しみの半生を描いた映画
ただの3角関係ではなく、その前に大親友であることが物語を複雑にしていて予想外の展開ですごく良かった

チョウ・ドンユイは「少年の君」でもそうだったが、表情と演技が印象的で魅力的だった。デレク・ツァン監督とのコンビは間違いない

最終的に「小説」と「家明への嘘」と「真実」の3つの結末を迎えるのも斬新だった

「小説」:安生は七月のように落ち着き、七月は安生のように旅をして自由になり自分の人生を小説にした。
「家明への嘘」:七月は無事出産し、安生に子供を託して旅に出て自由になった。小説は安生が書いた
「真実」:七月は出産後に出血多量で27歳で死亡した。代わりに子供を育てて、小説は安生が書いた

「真実」は悲しいが「小説」や「家明への嘘」には安生の願望や希望があってとても感動的だった

印象的なセリフ
・安生「25歳過ぎたら自由は不安定に変わる」
・七月「あなたを愛したのは私だけ」
・七月「そんなあなたが私のものを奪うの?」
 安生「どうしてこんなことに?」 七月「あなたのせいよ」
・七月「安生 あなたは私の親友よ。憎んだけどあなたしかいないの」
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