みんなが当たり前のようにおばあに会いに集まっているのが素敵だと思いつつ、しがらみにも感じてしまった。
この一家で女性が結婚しない、子を産まない選択肢を取るのはなかなかに難しそうだなとか。そういうことを考えてしまっている自分にもちょっと幻滅しました。
しかしながら祝い方はなかなかトリッキーでグッときた。
帰郷をドラマチックすぎないリアルな目線で映しているのが良かった。気まずさや一緒に行った家族たちの居心地の悪さがたまらない。
台湾は大好きで5回ほど行っていますが、台湾から日本に来た人々、沖縄と台湾の関係性、パイナップル。（沖縄のお墓も台湾と少し似ている気がするけど関係あるのかな。）まだまだ知らないことばかりだ。
ドキュメンタリーは監督の映したいものが露骨に出る気がするけれど、みんなの目線やちょっとした会話、サプライズがバレそうになる微笑ましい焦りの場面など日常の切り取り方が良かった。
