あ

ブライトのあのレビュー・感想・評価

ブライト(2017年製作の映画)
2.7
“スースク”のデヴィッド・エアー監督作&『クロニクル』のマックス・ランディス脚本て事で期待しすぎたのが行けなかったのか。。。
ファンタジーやアクション、冒険等…色んな要素が混ざり合って楽しめる事が無かった訳ではないけど、設定が多すぎて、理解してる間に次々と新たな展開が広がっていくから、どこに重きを置いて見ればいいのか分からないまま、気付けば終わっていた。。。

人間だけでなく、オークやエルフといった異世界にしか息づいていない種族も共に共存してる世界ってとこに特異性を見せようとしてるのかもだけど、言い換えれば、醜さ故に差別されて当然されてるオークがいて、見た目の美しさからか自他共に選民意識が働いてるエルフってそれ、今も根強く残る黒人と白人の価値観と変わってなくて、何だかなあと。
そういう種族がいる事で、現実世界と全く異なるのは“魔法”が存在してるという事。
といっても、誰でも好き勝手に使える訳ではなくて、幻と思われてる程に希少性がある魔法のスティックに選ばれし者(以外は触っただけで周囲を巻き込んで即死)だけが使えるけど、選ばれし者か否かはスティックを触るまで分からないという究極のルーレットゲーム🤪

で、そんな設定が下地にありつつ、オーク初の警官が生まれた事で生じる軋轢だったり、オーク警官とバディを組む事となった人間による異種間の友情?だったり、オークの象徴?である牙が折れてる事でオーク仲間からは半人前扱いされ、人間からはオークという事で蔑まれてしまうオーク警官の嘆きであったり、魔法のスティックをめぐる私利私欲の戦争勃発!そして、分かるようで、よく分からない内に始まって気付けば終わったエルフの内戦…。古の時代に世を支配していたダークロードを復活させようとしている派閥の企てを阻止する為に奮闘する少女の逃走劇等々。ちょっと詰め込み過ぎましたね🤪
あ