MizueTakadaka

ファースト・マンのMizueTakadakaのレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
3.3
人類初の月面着陸を成功させた
アームストロング船長の伝記映画

すごく淡々と
月に到着するまでの日常を綴った
ドキュメンタリーみたいな作風

いざ月に行くって場面になるまでは
ドラマチックな展開も
あまりありません

アームストロング船長自体が
何考えてるのかは
あんまりわかるような描写はなくて
どちらかというと
奥様から見たアームストロング船長の
姿を描いていたように感じました

二人の会話が、あまりなくて
なんか夫婦関係
うまくいってなかったのかしら?
ってゆうような印象も…(^_^;)

月に行くまでもいろいろあるわけですが
アームストロング船長が
飛行士の中で特別優れていて
選び抜かれた…というより
周りの候補者が事故で
犠牲になってしまっていった結果
うまい具合に生き残ってしまった人…
という側面もあるのかな…

歴史に名を残して
偉人と言われてる人達も
けっこう、そういうことだったりも
するのかな…
なんて事も思いました

全体として暗くて不安げで
重苦しく閉塞感を感じる作品でしたが
それって宇宙船内での閉塞感や
宇宙飛行士の孤独のようなものにも
通じるものなのかな?
そのへんを映画を見ながら
追体験させてくれてるのかな?
なんて風にも感じました

最後に月面着陸する場面は
特にゆっくり丁寧に描かれていて
一緒に月に行った気分に
させてくれたりして
さすがに、このへんは
やはり静かな演出ながらも
ワクワクしました

最後の宇宙や月での場面だけは
IMAXの大スクリーンで
体験してみたかったなぁ…
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