アポロ13以来の実話アポロ計画もの。
一見、SF風であるが、歴史上の人物、ニールアームストロング船長の偉業ではなく、人物像や家族との生活に焦点を当て、アームストロング船長を英雄としてではなく、あくまで一人の人物として描くドラマ。
最後のシーンが象徴的。
1960年代でも月面に人類を着陸させるとなると多くのアメリカの叡智を結集しないと為し得ない。また、過酷な訓練にも耐える必要。月面に着陸するまでに多くの命が犠牲になつたことは知らなかった。スペースシャトルチャレンジャーが爆発したのを思い出す。
命をかけて乗り込んだ宇宙船での息遣いが生々しい。