ブロッコリー

ファースト・マンのブロッコリーのネタバレレビュー・内容・結末

ファースト・マン(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

最愛の娘を亡くし、自分も生死のはざまで日々過ごす。さらに周りで同僚が死んでしまったり、世間は宇宙飛行士に対して厳しい態度だったり。感情無くすよなあ…と、物語中盤〜後半あたりのニールの子供や奥さんに対する態度が何とも言えない気持ちになった。

今まで宇宙物はアルマゲドンやスターウォーズ、オデッセイくらいか…を観たけど、そういった類とは違う、宇宙物。アクションとかではなく、ヒューマンドラマに近いかも?宇宙って、なんかロマンとか夢とかあって、宇宙飛行士はものすごく特別な人ではあるんだけど、特別である前にただ普通の人間なんだなって思わされる映画だった。

本物のニールの言葉を使ったり、宇宙にまつわる音楽が流れたり、月の形や質感、ロケット内の描写など…映像や音声にこだわりを感じた。とても綺麗で、世界観に引き込まれた。