ギネス

ファースト・マンのギネスのレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
4.0
ロンドン公開初日に観賞。紛れも無い人類の史実を忠実に再現している作品なので、映画としての評価は人それぞれあるかもしれませんが、なかなか映画としてみることは出来ず、生のドキュメンタリーを見ているような気持ちになりました。意図的に第三者の視点が削られており、外からの様子がなるべくわからないようにして、中にいる人間の一人称視点での恐怖をうまく描いている。普通、宇宙船を外から描いてしまいがちだが、そこはうまく排除して、あくまでも宇宙船飛行士目線なのが新鮮かつ恐ろしい。結果は誰もが知っているはずなのに、成功をマジで祈ってしまうのはなんだか不思議だし、アメリカ人でもないのに誇らしくなったのはこれがやはり人類最大の偉業と言っても過言ではないからなのだろう。だからこそかも知れないが、最も愛国心が表現されているされるシーンの大論争は制作側の判断を尊重します。それにしても宇宙飛行士なんて絶対になりたくない笑。
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