ヴィンセントヒロ

ファースト・マンのヴィンセントヒロのレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
3.8
今宵の月は少し雲が掛かり、陰ったり、耀いたり、とても美しく神秘的です。 そのまさに、神の秘密を探索へ、アナログ時代の50年前、とても古臭く見劣りのする(あくまでも現代と比べれば)装置で、その場所に同じ人間が降り立ったとは…
 
  "月に行く"

その壮大な目標に向かうパイロット達、そこに携わった人達の実話。
アームストロング。人類最初の月面着地者である彼の徹底的な本人目線の映像と音響で映画は幕を上げ、その時代背景を伴い、登場人物達の様々な思いや葛藤を、抑えた演技、必要最小限の台詞というシンプルな表現で、まるでそこに居るような錯覚に落ちる様な作品でした❗とにかく臨場感が半端じゃ無い。細部に至るアポロ計画の映像再現性も凄いですね。結果は歴史が物語ってる(無事月面着陸し、船外活動、帰還)のに、わかっててもハラハラします❗