ゆうき

冬の旅のゆうきのネタバレレビュー・内容・結末

冬の旅(1985年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

彼女がどういう過去をもった人なのか知りたかった。大したことのない過去かもしれないけど。主人公の彼女が放浪者ではなくただの怠け者であるのは自分も同感です。孤独でも構わないと言い張りつつも、終始誰かに依存していなければ生きていけない。孤独さを描く作品かと思いきや、逆に人間は依存していなければ生きていけないというメッセージ性も感じました。
孤独と自由の中間。自由を求めると孤独になっていく。今の時代とは逆行した考え方だけど一理ある。自由さを維持したままパートナーと生きていく人生もある。依存のためだけに相手を求めるのは間違っているような気がします。まずは1人の人間として。自己満足するわけではなく、自分が本当に好きだと思える生き方を模索していきます。
ゆうき

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