公開時以来の鑑賞。
(あれからもう30年近く経っていることにちょっとギョッとする…)
以前観たときの衝撃は覚えていたけど、
細部は忘れていた。
(ラストシーンの記憶はかなり鮮明で脳内再現が的確に出来…
このレビューはネタバレを含みます
『冬の旅』は、南仏の葡萄畑の片隅で若い女性の死体が発見されるシークエンスから幕を開ける。地元の警察の調査によって、それが自然死であると断定されるところまで映画は外面的な描写を中心に進んでいくが、そこ…
>>続きを読むOPで結末。ヒッピーあがりヤギおじさんに、あれはヒッピーではないと言われ、汚れてボロボロになってゆくパンクすぎの屋根なしガール。ラストのワイン祭りから罠にINでしんどい。アニエス・ヴァルダにかかると…
>>続きを読む否が応でも着地点が見えるキツイやつ。個人的に大好きなカラマーゾフの兄弟の大審問官の下りで出てくる、民衆は自由を差し出してパンを得るって云うこの社会のあり様。そこからはみ出して法と寝ぐらのない真の自由…
>>続きを読む2日前にこの作品を観てからしばらく、朧げにこの作品の輪郭を観想したのだが、ふと抗議運動に燃えていた頃のイランで暮らしていた日々の出来事を思い出した。近くで2人の女性が死んだ。どちらも自殺か事故なのか…
>>続きを読む(c) 1985 Ciné-Tamaris / films A2