邦題:冬の旅
原題:Sans toit ni loi
制作年:1985年
監督:アニエス・ヴァルダ
キャスト:サドリーヌ・ボネール
上映時間:105分
鑑賞方法:シネマテークたかさき スクリーン1 …
アニエス・ヴァルダ作品鑑賞10本目。
観たかったのが季節外れでようやくU-NEXTにやって来た。
ヴァルダが50代半ばでの作品だが、制作のキッカケは憲兵から聞いた"リンゴの樹の下で凍死した放浪者の…
人間は要らない記憶が捨てられていくようにできている中で 一瞬だったり 短い期間共にしただけの彼女のことを覚えているということは どこかしら彼女の自由に惹かれていたということなのではとおもう
嫌悪だ…
“自由と引き換えに菌をもらったのよ”
南フランスの田舎町で凍死体となって発見された少女
自由気ままなヒッピーだった彼女の生前が 出会った人々によって語られていく
アニエス・ヴァルダ監督、初見です…
共感はできないが、そういった安っぽい憐憫など要らないと言うようなモナの人物像、俯瞰した写し方が良かった。
人からも社会からも、真に自由に生きたいということがこれほどまでに難しいと見せつけられる。若い…
このレビューはネタバレを含みます
色んな人がモナについて語っている映画。勿論、モナは彼らにとっての鏡である。
個人的に特に印象に残っている箇所は、リディ(使用人ヨランダにとっての「退屈な人」)とモナが楽しそうに会話をしているシー…
(c) 1985 Ciné-Tamaris / films A2