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セザンヌと過ごした時間のtoaのレビュー・感想・評価

セザンヌと過ごした時間(2016年製作の映画)
3.0
ポール・セザンヌもゴッホと同じく死後に評価を上げた画家なんですね。
映画は絵よりも人となりに着目していて、本人の視点と盟友エミール・ゾラの視点で、生涯の交流が分かるようになっている。
負のエネルギーを創作に向けた者同士の友情。切ないけれど、セザンヌのように思い通りにならない事をすべて否定して生きていたら、そりゃあねぇ…とも思ってしまう。

それこそ印象派の絵画のような南仏のピクニックの情景が美しかった。
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