ゾラという生涯の友を交えることにより、セザンヌの人生観、絵に対する姿勢がより際立つ作品となっている。セザンヌがその時代、世間だけでなく近しい人からも理解を得られずに孤立し、それでも絵の道を最期まで全…
>>続きを読むあまりに人間らしいセザンヌをみれて、セザンヌを好きになる。
2年前の夏、箱根のポーラ美術館へセザンヌ展へ行ったことを思い出した。あなたの作品は異国の美術館にもちゃんと飾られてますよって。
とにか…
才能があるのに生前は日の目を見なかったブルジョワ出身のセザンヌと名声と地位を得た移民の息子ゾラ。性格の違う二人の対比が面白かった。史実はわからないけれど、映画ではお互いが良き理解者で愛憎を伴う深い絆…
>>続きを読むセザンヌと過ごした時間…ギョーム・ガリエンヌの演技が素晴らしく、漏れ聞いていた彼のベストアクトという声に完全に同意!職人芸というか、セザンヌをきっちり演じきってて見ていて安心して世界に没入できる(伝…
>>続きを読むセザンヌとゾラの友情にテーマを絞っており、セザンヌの絵画や絵画論はほとんど出て来ない。女に手を出すのが早いところは自分のイメージと少し違っていたが、気難しくて仲間やパリに馴染めない姿はいつも通りのセ…
>>続きを読む9/2 北風が吹き、涼しくなった東京で自転車を漕いで目黒川沿いから代官山を経由して渋谷のル・シネマで映画を観てきた。話は脱線するが、映画を観る前に代々木公園で東京ジャズフェスティバルを観賞し、フラン…
>>続きを読む原題‶Cezanne et moi”(セザンヌと私)や邦題からも分かるように、本作ではフランスの文豪エミール・ゾラから見た印象派の画家ポール・セザンヌが描かれる。
この作家と画家の交流は知っていたが…