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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめのcookieのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

パキスタン出身のコメディアンが主人公のアメリカ映画という情報のみで鑑賞。
信仰や人種のみならず、文化、習慣、職業といった要素を絡めて「多様性」をコミカルに考えさせる作品。

私にとって身近な国パキスタン🇵🇰
クメイルの実家の会話がウルドゥー語でないことに違和感が😒(アメリカ映画だから仕方ないか...)
私の知る限り、特に厳格でもなくごく普通の家庭。次男とはいえ、実家暮らしが無理な理由が特になさそうでも家を出られるのは、むしろアメリカナイズされているように見える。

親が決めた人との結婚で幸せを感じているクメイルの両親や兄夫婦。
それとは対照的に、恋愛結婚で結ばれたエミリーの両親の夫婦関係は良好ではないが、エミリーが介在しないところでそれぞれの人柄が滲み出てクメイルとの距離が縮まっていく過程が細やかに描かれており、そこがとても良い。

宗教的に❌なことをいろいろやっていて、実話(しかも張本人)として公表していることにびっくり!
狙われたりバッシングされたりしないか、親族までそういったトラブルに巻き込まれやしないか、余計な心配をしてしまうけれど、センシティブなことをオープンにした勇気に拍手👏

びっくり&ほっこりさせてくれるエンドロールの写真に注目!
そこでわかった「その後」に至るまでのクメイルの両親の心の移ろいは、描かれていなかったが気になった。

クメイルのリアルパパのリクエストで、アヌパム・カーの出演が決定したというエピソードに納得。

アメリカのスタンドアップ・コメディー、やっぱり笑えなかった...😥

【notes】
●治療のための昏睡状態
●ゴス時代のエミリー
●引っ越しのお弁当「マトン・ビリヤニ」🤤
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