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シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺/二人椀久

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シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺/二人椀久の作品紹介

シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺/二人椀久のあらすじ

「京鹿子娘五人道成寺」 桜の花が咲く紀州の道成寺。鐘供養のために訪れた白拍子の花子が 艶やかな踊りを披露するうちに、みるみる形相が変わり、ついには蛇体となって姿を現す。 実は、花子は叶わぬ恋の恨みから僧安珍を焼き殺した清姫の亡霊だったのでした。 「二人椀久」 傾城松山太夫への恋しさのあまり気が狂ってしまった椀屋久兵衛は、 まどろむうちに恋焦がれていた松山に再会。 二人は連れ舞をし、しばしの逢瀬を楽しんだのも束の間松山が姿を消してしまい、 久兵衛はすべて幻だったと気づくのでした。

シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺/二人椀久の出演者

原題
製作年
2018年
製作国
日本
上映時間
120分

『シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺/二人椀久』に投稿された感想・評価

新年の映画初めは、シネマ歌舞伎♪

これは良かった!!
清姫が修行僧 安珍に一目惚れするが、会う約束を反故にされた腹いせに大蛇となって追い詰めた末、寺の鐘に隠れた安珍を焼き尽くし、自らも入水自殺を図る、という伝説を下敷きに、桜の花の季節、紀州の道成寺へ鐘供養に訪れた白拍子(舞を踊る遊女)の花子が所化(修行僧)たちと繰り広げる一連のお話。
あらすじを読むとかなりドロドロしているが、今作では娘らしい清姫の熱い気持ちを主に表現した唄や踊りが中心なので、華やかで艶やかで見応えがあった。
華やかさの後の寂寥感も、味わい深かった。
(お話の元の文楽や能楽ではもっと重苦しい表現になっているという)

五人娘は、玉三郎さんを筆頭にパッケージの写真の五人、中村七之助、児太郎、梅枝に加えて勘九郎が参戦!
それぞれ見事な踊りを披露してくれるので、お正月から眼福この上ない。
各々素晴らしいのだが、やはり玉三郎先生の踊りが群を抜いていて、
ほーっとため息が漏れそうになる。
衣装も豪華、引き抜き(所謂早着替え)の鮮やかさに目を奪われる。
鞠唄、花笠(実家にある日本人形を思い出した!)、手踊り、鈴太鼓…等、次々と披露される踊りや長唄、演出を堪能した。
所化の問答も、ユーモラスで面白い。
最初、"白拍子か?生娘か?"の意味がわからなくてずっと気になってしまったけれど、お話によって全く筋が読めないものに比べると、これは比較的わかり良かったように思う。

他の方も書いてらっしゃるように、挟み込まれるインタビューや舞台裏の様子は大変興味深かったけれど、できればお話の後にしてもらいたかったかな。
途中でお話が途切れるのは、ちょっと無粋な気がした。

実は、こちらにかなりの集中力を取られ、二つめの"二人椀久"は登場人物がずっと同じであまり場面に変化がないのもあってか、殆ど船を漕いでいたという始末。。
全く記憶にないのでござる😅


またいつか観る機会があれば、、と思う。


*ひとり言

この所、Eテレの"にっぽんの芸能"や同じくお正月の"待ってました!歌舞伎生中継"等、良質の歌舞伎に関する番組をTVで観られる幸せを味わっていて、益々もっと深く歌舞伎を知りたいなという気持ちが芽生えてきた。

TVで目を肥やして、シネマ歌舞伎で補強してから、ある程度下地ができたらゆくゆくは舞台も観てみたいと思っている。
それにつけても、副音声の解説は有難いのだけれど、肝心の台詞や音楽がダイレクトに楽しめないというジレンマ。。
録画なら可能だけれど、シネマ歌舞伎や舞台ではそうはいかない。
欲を言えば、通しで観てから次に副音声ありで、計2回観たいなというのが本当のところですなぁ。
しかし、演目によっては副音声無しではさっぱりわからん、、という事にもなりかねないから、悩ましい。。
「シネマ歌舞伎」シリーズ第30弾は歌舞伎舞踊の人気演目の一つ「京鹿子娘道成寺」を取り上げ、通常は1人で踊るところを坂東玉三郎さんを中心に、中村勘九郎さん、中村七之助さん、中村梅枝さん、中村児太郎さんという5人で美しい白拍子の花子で演じ、踊り分ける豪華絢爛版。
「京鹿子娘道成寺」は道成寺を舞台にした安珍・清姫の後日譚で、この寺の鐘と清姫の化身の大蛇との因縁話を描いたものだが、この演目はその内容や展開よりも、その構成の大半を占める娘踊りを楽しむのが主眼となっている。
だから舞に華麗さと品を求めらるので高い芸と技術、そして1時間を近く踊りきる体力が求められる。
この「シネマ歌舞伎」では舞台を映し出すだけでなく、出演者たちによるインタビューや戦場のような舞台裏の様子も紹介して、女形舞踊の集大成とも最高峰とも呼ばれる演目を浮き彫りにしていく。
この演目が始まる前と終わった後に坂東玉三郎さんのインタビューがあるが、その言葉の数々は全てを集約しているように思える。
それは、この演目や花子のこと、更に芸事やその世界におけるベテランと若手、その在り方を的確に表現していて金言のように響く。
尚本作では、恋に狂った椀久を舞で描いた「二人椀久」も併映されています。
お正月にEテレで「玉三郎かぶき女方考」をみて興味がわいて劇場へ。

京鹿子娘五人道成寺、舞踏。
僧の安珍に恋した清姫がストーカー化し蛇となり道明寺の鐘ごと焼き殺した話の後日譚。鐘供養に白拍子花子が現れ舞を披露するが、花子は実は清姫の霊だった…というもの。

二人椀久、舞踏。
美貌の傾城・松山太夫に惚れ込んだ椀屋久兵衛。遊蕩が過ぎて幽閉された彼は太夫に逢えない辛さから錯乱しやがて逃亡。彷徨う彼の前に太夫の幻が現れ連れ舞を踊る…というもの。

華やかでした。
どちらも恋した相手への一途さを描いていますが、片や蛇化、片や錯乱し抜け殻と結末が対照的で興味深かった。

みなさんの所作が美しくてため息が出た。
坂東玉三郎さんの気品が半端なかった。
また、ご兄弟だからというのもあると思うが勘九郎さんと七之助さんの親和性の高さよ。そしてインタビューで勘九郎さんが「女方の中に立役ひとりぶっこまれちゃって」と語っておられたのがチャーミングでした。

『シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺/二人椀久』に似ている作品

ダンシング・ベートーヴェン

上映日:

2017年12月23日

製作国:

上映時間:

83分
3.5

あらすじ

スイス、ローザンヌ。『第九交響曲』出演のために過酷な練習に取り組むモーリス・ベジャール・バレエ団のダンサーたち。第二幕のメインをジル・ロマンから任せられた才能豊かなソリスト、カテリーナは踊…

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