このレビューはネタバレを含みます
20年映画 115本目
全然知らなかった話なのでラストにビックリしました。
私も宗教とか詳しくはないけれどこの時代に、アメリカの南部でこんな活動をしたのはやはりかなり大変だったのだろうと思う。
元々宗教に無関心な日本人には分かりづらいテーマかもしれないけど当時の南部は信仰心も強いでしょうからキリスト教的にアウトな、離婚、シングルマザー(しかも2人目)などなどそれだけでかなり生きづらかったと思う。
おまけにキャリアのある女性や、声を上げる女性も疎ましく思われる時代。
信仰の自由なんかは今では当たり前のように言われているわけですが(あくまでも建前上は、ですが)何事にも最初に異議を唱える人がいるわけで。
途中でお金が絡んできたりして、結局ヒロインなのかそうでもないのかあやふやになったまま、ドドドっとラストまでいきなり滑り台。みたいな映画。
振り回された長男にはちょっと同情してしまう。子供の頃は親の言うこと信じちゃうからね。宗教とはある意味洗脳なとこもあり、信じるなと言われることも洗脳であったりする。自分で考えさせてあげて欲しかった。離婚する前に母親と離れるべきでしたね。パワフルすぎる親を持つ子供の人生は一筋縄ではいかない。
あと最後にマデリンが言った墓石に書いて欲しい言葉のシーンはちょっと泣きそうになった。
映画としては、ごちゃごちゃしてて何が言いたいのかよくわからなかったし前半良かったのに中盤寝落ちしそうになったので3点。
私を誰だと思ってるのよー!からの映画タイトルドーン!がサイコーだった。
どうでもいい話
この映画がずっとNetflixのマイリストに入ってて何で追加したか忘れてたけどヴィンセントカーシーザーが出てたからだった🥰事に、見始めてから気づいた。彼、子役時代からファンだったけど何気にチョコチョコ出てるのよね。