キリスト教というか、神が人間に関係するとやっかいですな。
現代の日本は、信仰や宗教はもう身近なものではなくなり、私の親なんかも、死んだ時は位牌はどこに頼む?位牌ってつくるの?お寺さんなんて付き合いないのにーとなる。宗派なんてないもん。
そんな今に見たこの映画、マデリンは不思議な女性であった。
だいたい学校の朝のお祈りを強制させるなんて変だ!憲法違反じゃーというところからニヤニヤして見ていたのだが、マデリンさん、かなり過激。あのお父さんお母さんから、こんな過激な女性が育つのも不思議でした。時代のせいなのかしらね?(第二次世界大戦に従軍し、法律を学んだ女性。知識はあっても待遇は得られないし、やはり不遇な時を若いときに経験してますね)
またメディアが発達してあっという間に有名になり、良くも悪くも、利用し利用されたのもなんとも。見ていて嫌な気しかしなかった。
この話の結末はあっけにとられた形となった。このあたりササっと駆け抜けた感じで、見ているこちらを置き去りにしていく。
息子ビルを演じたヴンセントさんが綺麗で違和感あり。
また、この映画を見た日に、NHKBSでエクソシストを放映していて、マデリンはどういう気持ちでみるかなと思ったら、なんか滑稽な内容に思えた。