酔っぱらいの無神論者のおばさんが、不寛容なキリスト教社会であるアメリカ合衆国と闘うお話。実話。特定の宗教を社会が特別視することは、それこそ信教の自由を国が犯すことにつながるという、深いお話。
安倍晋三は呑気に伊勢神宮とかにお参りするけど、ああいうのは国家が特定の信仰、というか国家神道を強く推奨している行為で、信教の自由に対する脅威になりうる。日本人だからといって、神道でなければならない道理はない。
仏陀でもアラーでもキリストでも、自由に個人が信じればいいが、もしくはなにも信じなくてもいいが、国家が静かに、不気味な圧力を掛けて、特定の信仰に誘導するのは非常に危険。昔、将棋の米長が、日本中のガキどもに君が代を歌わせ、日本中の学校に日の丸を掲げさせます!といって、上皇に怒られたのを思い出します。
なるほど!この監督、アメリカンクライムの監督だ!すごくいい感性だ!勉強になる映画だ!