このレビューはネタバレを含みます
松岡茉優の弾けっぷりがリズム感もあっていい。
妄想生活を満喫している主人公。
10年間想い続けている相手との思い出に浸りながら、楽しく過ごしている。
社内の男性からアプローチを受けてから、
これまでの日常に変化が生まれる。
現実の恋愛に向かうのを避けながら、そろそろ現実に向き合わなくちゃと思い、同窓会を企画して、10年後の妄想の彼に出会う。
しかし彼は名前を覚えていなかった。
そこで彼女は現実に戻され、これまでの妄想生活を全て視覚的に暴露していく。
妄想中に会話していた人と接触図ろうとするが、なかなかうまくいかない。
ひとの目が気になって仕方なく、自信がないから妄想に生きていた主人公。
結局、大した友情もないことに気づき、ずっと自分を見ていた現実の彼と向き合うことを決めて終わる。
バックに象を配置したシーンなど、狙ってるな〜と思わせる演出も楽しめて、拗らせ女子が最初から最後まで躍動的で楽しい。
