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レディ・マクベスのエスのレビュー・感想・評価

レディ・マクベス(2016年製作の映画)
3.3
”なんで他人の不倫みながらおせち食べなきゃならないんすか(100自分のせい)”なんて愚痴ってるうちはまだまだ平和でした。

大好きなフローレンスピューが注目されるきっかけとなった今作、やっとみれて良かった気持ちもありつつ、キツすぎて途中で断念したしそこでやめればよかったとも思ったり。かなり強烈です。

レイプ犯がのうのうと過ごしていて且つキャサリンもそれを知りながら関係を持つのが心底気持ち悪いなと思ったし、この時代の結婚というシステム下での立場上無礼を受け流さないといけない環境もキツい、欲望と制圧の因果関係。この映画が展開する背徳?倫理観の欠如?がこの上なく不快でした。

自分が今まで見た中で最高レベルに重たい沈黙が味わえます。
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