ヴェローナ行きたい

レディ・マクベスのヴェローナ行きたいのレビュー・感想・評価

レディ・マクベス(2016年製作の映画)
2.7
性悪女降臨 \( ¯⌓¯ )/
各々、欲望にまみれた行動ばかり。

17歳のキャサリンは裕福な家に嫁ぎ、40歳の気難しい夫の嫁になる。義父には、外出を禁じられ「子どもをつくれ」って言われるけど、旦那は自分に見向きもしてくれず、孤独な毎日。そんな時に、若い使用人と不倫。そこからは、もう止められない!欲望最優先。欲望のためなら残酷なことも、なんのその話。

キャサリンも旦那も、義父も後継人も不倫男も・・・
みんな、自分のことばかり。
監視役の黒人のメイドのアナも、怖かった。
髪の毛の櫛入れも、コルセットも・・・
あの態度は何?僻み?日々の仕返し?( ・᷄ὢ・᷅ )

旦那はキャサリンを性処理の観賞用の道具としてしか扱わないくせに、不倫されるとブチギレ。

「邪魔をする奴は消す!」が、
ブレないキャサリンは、すごい。
とにかく、歪んでる。

誰も幸せにならないし、
サスペンスのようなホラーのような。
でも、テンポも良いし何かしら起こってるから、
不快だけど、面白く見れた不思議な作品└( °ω。)┘