岸本に説得され、ゲイバー『卑弥呼』で2代目を努めた父、ヒミコが営むゲイのための老人ホーム『メゾンドヒミコ』で働くことになった沙織。
母を捨てた父のことを憎んでいた沙織は、お金の為に仕方なく働き始める。
次第にゲイに対する思いも変わり、父の状況や過去も明らかになっていく。
田中泯さんの存在感に圧倒された。
劇中の演出もエンターテイメントで面白く拝見できた。
ゲイに対する世間の認識とそのリアルをテーマにしていると思うが、リアルの部分がもう少し生々しく描かれていると良かったなぁと感じた。
しかし、いい作品である。