2007.2.04鑑賞
【内容】
昔、銀座で一目を置かれていたゲイバー卑弥呼のナンバー1、ヒミコが開いたゲイ専門老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」
末期ガンであるヒミコのため、愛人兼支配人であるオダギリジョーが、ヒミコの娘である柴崎コウをバイトとしてホームに雇う。
家族を捨てゲイの道を歩んだ父と、借金を抱え一人で生きる娘。
そして、ホームの方々との心の触れ合いの物語。
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【2007.2.04鑑賞時の感想を要約】
ジョゼと虎と魚たちが借りたかったんけど、貸し出されてたため、同じ犬童監督の作品をかりた。
オダギリジョーの目は真っ黒だから、何も映さなくて時として恐くて美しい。
冒頭のガキ共、あんなのがいたら耳の穴に爆竹ねじ込んでやろうか!!!ってなる。ダンスシーンのジジイも腹が立つ。(とにかく怒ってる備忘録が残ってる)
柴崎コウちゃんはもともとの眼力が強いから凄まじい迫力があるね。これが徐々に打ち解けて、どんどん穏やかになるから演技が凄い。
社会に対する同性愛者への偏見ってこんなんなのかもしれない。
スキなら別にいいんじゃん?っていう考えのほうが異常なのかもね。
好きなものを好きと言えること。
表現できることは、凄いことだと思う。
マイノリティを偏見とバカにしかできない、世間に合わせるだけの一般市民にはないものをたぶん彼らは持ってる。
でも、コウちゃんの言うこともこの話では正論だと思う。
どんどん人数が減っていく&ヒミコが弱っていくのが遣る瀬ない。
短く強いコトバほど強い力はないね。
ラストもよかった。
乱歩地獄を見た直後だったのでそこまで性表現や卑猥さは感じなかった
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2023.09 現在
まっったく内容覚えてない。すまん。