このレビューはネタバレを含みます
冒頭の教授を探すシーンだけで一旦満足しちゃった。
序盤に非対称の話してたから、アシンメトリーな建築がたくさん出てくると思ったら、構図も建築もほぼずっとシンメトリーで、でも人間関係はずっとちぐはぐで…
人間がばらばらであることの絶望と希望が丁寧に描かれていて非常に好ましく感動的。
極めて私的な印象かもしれないが映像の質感や複数人による会話を切り取る際のフレーム選択から人間の孤独への眼差しを感じる…
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静の気持ちよさをとりわけ感じる映画だったが、一方で、意外と動いてる時間も確かにあったなと思う。
過去の話をして、今は方が付いた後のような時間が流れる。しかし整っているようで、緩やかであれど変化して…
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今課題図書的に見てる作品に比べて癒しの時間として趣味な映画を見てるので…
本当心底癒される。
Hereも最高だったし、こういう作品(?)が大好きです。
父の風貌が小津さんルックで突っ込んだ。監督が…
よい…すごく良い。雰囲気、セリフ、間、風景全てがなんか心地よくて日々変わりゆくこの社会の中で普遍的で人間的な一面を魅せられた作品だった。
静かでどこか田舎っぽい閉鎖的な世界で夢を諦めざるを得ない主…
空間的に建築物の映し方、他者である他人との距離感の撮り方も描き方も素晴らしかった。その余白を詰め過ぎず、埋め過ぎない。他人によって埋められたその穴は元々存在していた自分の穴だったものには変わりないか…
>>続きを読むモダニズム建築のフードコートみたいな映画ってない?と彼氏に無茶振りしたら模範解答みたいな映画を教えてくれて嬉しい
コロンバスがこんなにサーリネンの設計したもので溢れてるのを知らなかったけど、どれも…
夕刻、喧騒漂う昼間、静謐な夜、いろんな時間帯に魅せられる人と建物。
ガラスを隔てて映す姿、鏡越しの2人の会話、しんとした雰囲気に包まれてとても美しかった
シーンとシーンの間にある、モノ、モノ、モノを…
細やかな心の動きと画面隅々まで絵画のように見渡せる構図
普通な物語だけど、普通をちゃんと普通に、美しく、細やかに表現しているところが好き。
気持ちがわかるようでわからなかったり、説明されている状…
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