"ガイドになると 探究をやめてしまう"
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モダニズム建築の静謐な佇まいをまるで図面を引いたような計算された構図で美しく魅せる傑作。
微かに聞こえる虫の鳴き声と風鈴の音、"父親の不在"に小津…
映画の冒頭で映し出されるファースト・クリスチャン教会の建築のように、アシメトリーでありながら、バランスが取れている、その美しさこそがこの映画の最大の魅力に感じたし、この映画だけではなく、自分が惹かれ…
>>続きを読む構図のみならずプロットのレベルまで徹底されたシンメトリーの美意識が鮮烈。同一のショットが含む意味が作品の中で転じていく、映像芸術の愉しみを味わえる傑作だった。劇伴はHammockが手掛けている。音楽…
>>続きを読む【興味と集中】
銀行をガラス張り
にした革新性を説明される。
おじさんに説明されても、
僕は一切興味を持ちません。
しかし可愛い女の子
に説明してもらえたならば、
僕は一転耳を傾ける。
…
静謐な物語進行の全体が、建築劇映画という新領域を提案する。サーリネンのノース教会など著名なモダニズム建築を主人公視点で観る図は新鮮。全編小津リスペクトに溢れ、気づけば男女の最接近点が旅立ちの起点とな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
この映画、私、たぶん大好きだ−−−−と始まってほどなくそう感じた。カメラが切り取る静謐さを湛えた光景、画面が切りかわる落ち着いたテンポなど、まずは映画としての佇まいに惹かれたのだけれど、紡がれるス…
>>続きを読む【小津の魔法使い現る!】
ロベール・ブレッソン("Hands of Bresson")やアルフレッド・ヒッチコック("Eyes of Hitchcock")等の映画監督にまつわるヴィデオ・ドキュメン…
[息を呑むような映像美で語る失った魂の欠片を探す旅路] 100点(オールタイムベスト)
この時期になって滑り込みで今年度最高の映画に出会えたことに感謝したい。簡潔な題名と"コゴナダ"という怪しい響…
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